本文書では、BrightStor ARCserve Backup Agent for Oracle(以下 Oracle Agent と記述)を、Oracle 9i で使用する場合の、Oracle 8i との相違点について説明します。
Oracle 9i で Oracle Agent を使用する場合、Oracle 8i 環境とは以下の点が異なります。これらは Oracle 9i の仕様変更によるものです。その他については基本的に Oracle 8i と同様です。
Oracle 9i には「internal」アカウントがありません。Oracle Agent インストール時、およびジョブ内の Oracle Agent セキュリティ入力時には「system(デフォルトパスワード: manager)」を使用してください。適切なアカウントが入力されていない場合、以下エラーになる場合があります。
[Oracle Agent アイコン展開時]
Backup Agent エラー -- (85) "間違ったユーザ ID またはパスワードが入力されました。"
[Oracle Agent バックアップ時]
E8601 エージェントに接続できません。(エージェント=dbaora7@SID名, エラー=Backup Agent エラー -- (85) "間違ったユーザ ID またはパスワードが入力されました。".)
Oracle 9i にはサーバーマネージャ(svrmgrl)がありません。コマンド実行には SQL*Plus を使用してください。
Oracle データベース回復など、Oracle 9i の Startup、Shutdown が必要な場合は、SQL*Plus から「sys」または「system」アカウントでログインして実行してください。
また、デフォルトでは「sys」や「system」アカウントには Startup、Shutdown の権限がありません。SQL*Plus からのログイン時に、「>connect アカウント/パスワード as ロール(権限)」と指定し、必要な権限を付与する必要があります。
[指定例]
>connect sys/change_on_install as sysdba (または system/manager as sysopen)
archivelog 設定は Oracle 9i の init.ora に以下項目を追加し、OracleServiceSID名 サービスを再起動すると、恒久的に反映されます。(その他の設定変更方法については Oracle 9i マニュアルをご参照ください)
[指定例]
log_archive_start = true
log_archive_dest = E:\oracle\oradata\ca1 ※
log_archive_format = ARC%S.%T
| ※ |
archivelog ファイルの格納先のパスを指定します。(フォルダは先に作成しておく必要があります) |
| ※ |
archivelog 設定内容は、SQL*Plus から「show parameters log_archive_dest;」コマンドで確認できます(log_archive_start、log_archive_format も同様)。Oracle Agent 使用前に、init.ora に設定した内容が正しく反映されているかをご確認ください。 |